当たり前⇒有難い

2011.12.09 at 11:18
filed under 日記

最近よく「感謝」について考える。

私は親に感謝している。

幼い頃に親が離婚して母の手ひとつで(途中再婚したけど)育ててもらったということに感謝している。

頼る親類も一人しかいない東京で、幼子を抱えて当時離婚もそんなに多くなかっただろうに、世間の白い目を向けられながら職を探し、勤めた先ではシングルマザーであると同時に「沖縄」に対する差別も少なからずあったそう。

本人は苦労した。なんて一言も言わない。

あの頃は東京であっちこっち行って楽しかったね。と言う。

無駄な喧嘩も見せないで、東京に住むって経験も出来て、父親と早く離婚して良かった。と言う。

本当にその通りで、私は父親に対して悪いイメージがない。

そりゃ、離婚するなりの理由や原因があったろうに、その場面を見る前に(覚える前に)離婚され、その上母親は文句や悪口を言わなかった。

たまに会う父親はおもちゃを買ってくれたり、遊びに連れて行ってくれたりで、いい人の印象しかない。

またお父さんとお母さんが結婚すればいいのに。なんて思った時期もあったけど、父親はすぐに再婚してたから、それを言える状況じゃなかった。

とにかく父親にもたまにだけど「会ってくれてありがとう」と思う程度に感謝している。

両親に、祖父母に「感謝しなさい」なんて、言われたことはない。

言われたことはなくとも感謝している。

片親でも卑屈に育たなかったし、ビンボーでもなかったし、友達にも恵まれたし、大病もしたことないし、とにかく平凡だけど、自分の中では最大級に幸せ。

学校ではきっと先生が「親に感謝しましょう」とか言われたんだろうけど、それを受け止めて内側から実感として思えるようになる人、とそうならない人の違いはなんだろう?と思う。

そして、息子や娘がそんな人に育つにはどうすればいいだろう?と思う。

子供に「感謝しなさい」なんて言いたくない。「うちの子に産まれて幸せなんだからね」なんて言いたくない。

自然の流れで、子ども達の中に「幸せだなー」「このうちに産まれてよかったなー」と思ってもらいたい。

「感謝してるよ」なんて言葉で言わなくていいから、「自分を大切にする人」になって欲しい。

それが最大級の親への感謝の気持ちだと思う。

自分を傷つけない。自分を押し殺さない。

大病しないように、大怪我しないように自分の体を大切にして、自分を大切にしてくれる友達を大切にする。

そんな人になって欲しい。

最近よくそんな事を考える。

追記-----

アップした後、読み直したら病気したり、怪我したら親不孝みたいに書いてあるな、と思って追記。

誰だって、不意の事故や病気は避けられないものだから、それは仕方ないことだって分かってる。

私が言いたいのはそれを極力避けるような生活をして欲しいということ。

暴飲暴食をしない。危ない運転や無鉄砲な行動をしない。クスリをやらない。

そんなの当たり前だよ。って思うかもしれないけど、それを「当たり前」って思ってくれる人になって欲しいってこと。

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